ヴィオラ界をリードする存在として第一線を歩み続ける今井信子と国内外で著しい活躍を続ける指揮者 山田和樹。二人の音楽家が集まり新たな夢が生まれました。
来年8月に行われる今井信子の80歳を記念するコンサートで舞台を共にするオーケストラのメンバーを募集します。
応募資格は音楽家を目指し、プロフェッショナルの気概のある方。
オーケストラの楽しさ・難しさを経験しながら共にサントリーホールの舞台を目指します。
あなたの応募をお待ちしています。
音楽をする喜び、音楽への憧れがなければ何の意味もない。
それを学ぶことが、何より大切なのだ。
今井信子『憧れ、ヴィオラとともに』（春秋社、2007年）より
■募集パート
ヴァイオリン ヴィオラ チェロ コントラバス
オーボエ ホルン
■応募方法
ホームページ応募フォームよりお申込み下さい。
■応募締切
2022年12月16日（金）※必着
■オーディション日程
2023年1月4日（水）・5日（木）・7日（土）
※上記日程のいずれか（後日指定）。
※日時の希望は受け付けません。
■オーディション会場
都内スタジオ（別途お知らせします）
■オーディション課題曲
１）モーツァルト：協奏交響曲 変ホ長調 K.364
オーケストラ・パート
第1楽章 1小節～94小節まで
第2楽章 1小節～25小節まで
※参加希望パートの上記指定部分を演奏してください。
２）自由曲
※無伴奏作品もしくは伴奏付作品もピアノ伴奏なしでご用意ください。
■参加内容および条件
１）オーディション合格者は下記リハーサルと公演に参加していただきます。
リハーサル 2023年8月15日（火）～17日（木）
於：都内スタジオ
公演 2023年8月18日（金）19:00開演
於：サントリーホール 大ホール
曲目 モーツァルト 協奏交響曲 変ホ長調 K.364
※一部の方にはぺトリス・ヴァスクス《ヴィオラと弦楽オーケストラのための協奏曲》にもご出演いただきます。
２）参加料無料
※オーディションやリハーサル、公演にかかる交通費等実費は自己負担となります。
桐朋学園大学卒業。イェール大学、ジュリアード音楽院を経て、1967年ミュンヘン、68年ジュネーヴ両国際コンクール最高位入賞。70年西ドイツ音楽功労賞受賞。ベルリン・フィル、ロンドン響、パリ管、シカゴ響、ボストン響等と、室内楽ではクレーメル、マイスキー、ミドリ、アルゲリッチら名手と共演。またフェルメール、ミケランジェロ両弦楽四重奏団のメンバーをつとめた。マールボロ、ヴェルビエ等の国際音楽祭へも定期的に出演している。＜ヴィオラスペース＞の企画・演奏や東京国際ヴィオラコンクールの創設に携わるほか世界3都市で開催された「インターナショナル・ヒンデミット・ヴィオラ・フェスティバル」の音楽監督などヴィオラ界をリードする存在として目覚ましい活躍をしており、武満徹＜ア・ストリング・アラウンド・オータム＞など世界初演した作品も多い。、これまでにフィリップス、ＢＩＳ等から40を超えるＣＤをリリース。著書に「憧れ ヴィオラとともに」（春秋社）。アムステルダム音楽院、クロンベルク・アカデミー、ソフィア王妃高等音楽院等で後進の指導も行っている。
Photo: Marco Borggreve
第51回ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝。ほどなくBBC交響楽団を指揮してヨーロッパ・デビュー。パリ管、ドレスデン国立歌劇場管、チェコ・フィル、フィルハーモニア管、ベルリン放送響サンタ・チェチーリア管、ワシントン・ナショナル管など、世界の主要オーケストラに客演を重ねている。2012年から2018年までスイス・ロマンド管弦楽団の首席客演指揮者を務めた他、2016/17シーズンから、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団芸術監督兼音楽監督に就任。2018/2019シーズンから首席客演指揮者を務めるバーミンガム市交響楽団とは、2022年7月にBBCプロムスにデビュー。2023年4月からは首席指揮者兼アーティスティックアドバイザーに就任する予定。 出光音楽賞、渡邉暁雄音楽基金音楽賞、齋藤秀雄メモリアル基金賞、文化庁芸術祭大賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞など受賞多数。 本質に迫るとともにファンタジーあふれる音楽づくり、演奏家たちと一体になって奏でるサウンドは、音楽の喜びと真髄を客席と共有し熱狂の渦に巻き込む。名実ともに日本を代表する人気マエストロである。
Photo: Marco Borggreve
